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企業名

住所

電話

HP

代表

資本金

従業員数

​概要

株式会社 三興エンジニアリング

群馬県桐生市広沢町5-1167

0277-52-5816

http://www.sanko-engineering.co.jp/

代表取締役社長 通崎篤

495,000,000 円

114 人

電気設備・建築設備・空調衛生設備、土木工事の設計施工および自動機・機械装置・制御盤の設計製作までを一貫して手がける総合エンジニアリング企業です。

■商品とサービスについて

①御社の商品・サービスについて教えてください。

 当社の業務は大きく分けると「建設業」と「製造業」にわかれ、社内は「工事部」「施設部」「土木部」「FA部」の4つの部門で組織されます。

 工事部では、太陽光発電パネル施工や桐生信用金庫様の電気工事などを行っていて、電気工事では群馬では10本の指に入る会社です。仕事には国家資格が必要になります。施設部では、エアコン、空調設備、給排水設備の施工などを行っています。また土木部は、砂防ダム、橋、建物の基礎の部分となる外構工事を行ったり、親会社のミツバは国内外に49の子会社があって、その建物の保守管理や新規建物の構想から管理までを担うグループのインフラ主幹企業としての役割も担っています。最後にFA部では、ミツバのモーターを作る自動ラインの装置や検査機を製作しています。そのメカトロ技術を活用して樹脂成型機の周辺自動機や、ロポットを活用した組立ラインや自動機、システムインテグレーターとして、お客様へ自動化をご提案するのがFA部です。「工事部」「施設部」「土木部」「FA部」の4つの部門で機械、電気、電子、情報、土木、建築の幅広い技術がそれぞれに必要です。

②自社の商品やサービスに、どのような特徴があると考えてますか?

 建設と製造の2つのサービスを複合的に展開していることが魅力です。これはエンジニアリングと名のある会社でも両方を事業としているのは珍しいことだと思います。当社が、機械 電子 電気 土木 建築という幅広いサービスを展開出来るようになったのは、親会社のミツバの変遷と関わりがあるんです。電気工事を母体とする工事部と配線技術を活用し機械装置の配線と制御技術を持つことで電子制御部ができ、ミツバから機械製作も請負い工機部ができ、そしてミツバの建物の空調給排水工事を担う施設部、同じグループに土木の会社があり、合併により唯一無二の会社が出来、今のサービス展開が可能になりました。

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代表取締役社長 通崎篤

■アウターブランディング
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①会社として大切にしていることはどのようなことですか?

 お客様から信用・信頼される企業であり続けることを大切にしています。基本理念として、「私達は三興エンジニアリングを愛し、支える人々とともに社会と環境に調和した技術を通して地域の人々に喜びと安心を提供します。」と定めており、経営理念としては、「1 社会規範を守る企業となる 」「2 技術の研鑽に努め、頼られる企業となる」「3 人を活かし、人に生かされる企業となる」という3つを掲げています。これらは、親会社である株式会社ミツバの理念にも繋がっています。行動理念も、夢、挑戦、スピードというものがあります。

②将来的にどのような会社にしていきたいか?

 “社長の思い”という絵を会社に掲示しており、この絵を通して、桐生市を代表する会社になりたいという目標を掲げています。目標達成のためには、工場建設から生産設備の納入まで、全てを手掛けられるようになることが必要だと考えています。

③経営者として大切にしていることは?

 従業員が会社にとって最も大切なので、社員一人一人がこの会社に入っていてよかったと思える会社でありたいと考えています。コロナ禍の状況と勤務場所が本社と広沢工場と2箇所に分かれていることもあり、社員全員と話すことは難しい状況です。しかし、以前には、社員と直接意見を出し合う「ひざづめ」という機会を設けていました。この人はこういう生い立ちでこういうことに困っていて今後こうしていきたいということを理解する機会をつくっていました。今後、この「ひざづめ」を中途社員や若い新入社員の方とも行って直接話していきたいと考えています。

■インナーブランディング

①人材育成について取り組んでいることはありますか?

 人材育成にはプログラムがあり、TWI研修など様々な講習制度が整っています。また資格が必要な仕事でもあるので、各部門で誰がいつに受験するなど計画を立てて、受験しています。これらの資格取得のための受講費用や勉強費用は会社が負担しています。また、合格した際には、会社から資格ごとに決められた奨励金を渡しています。人材育成のプログラムには、新入社員用もあれば、技術者のレベル別、階層別もあり、自分のレベルに合わせた育成プログラムを受けることが出来ます。

②平均年齢や平均勤続年数について教えてください。

 

 平均年齢 42-3才で、平均動続年数は 11-12年です。建設業は特に資格があるので転職のハードルが低いことも影響しているかもしれません。男女比は9:1で、この背景にはそもそも理系に女性が少ないことが原因の一つとして挙げられます。今後は、女性の採用を積極的に増やしていきたいと感じており、女性の粘り強さや細かいことに気がつく力がますます必要になってくると考えています。

 テレワークの比率は、部門によって差はありますが、平均して2.3割。FA部のテレワークはほとんど無く、対面です。現在、外部との会議などが多い場合はオンラインを活用しています。今後は、このテレワークの運用について、コロナ禍の状況と切り離して新たな仕事の取り組み方としてしくみを整理しなくてはならないと考えています。会社への移動がないので生産性を上げること、大きな視点で捉えればCO2排出削減による地球環境への影響など、自宅で業務が出来るのであれば、手段の一つとして整えていきたいですね。

③社員にはどのようなことを求めてますか?

 個人でできることが限られているので、チームワークが大切だと考えています。これは、実際のチームの有無ではなく、周りに頼りながら、お互いに助け合いながら、また他の部門の人とも協力することが大切だと考えています。助け合う気持ちや心の成長も必要ですが、業種の違いもあって、この点は少し難しいかもしれません。しかし、最近では営業会議で互いのお客様を共有して、業者・部門を超えて仕事を獲得する場面が増えてきています。このような実績はデータ集計もしており、見える化することで社員同士の意識も同じ水準になってきたと感じています。

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取材感想

通崎社長が「社員がこの会社に入っていてよかったと思える会社でありたい」と話しており、そのために社員と1対1で社長と話す「ひざづめ」という活動をされていることが印象的でした。この施策を聞いてもし私が入社できたら、一社員としてはもちろん、一個人として認めてもらえる機会があると思いました。そしてこの一個人として認めてもらえることは、新入社員ならより安心できる環境でもあると思います。会社のトップである社長に自分のことを理解してもらえるということは、「ここが自分の働く会社だ、ここでよかったなあ」という会社への帰属意識にも繋がると気がつきました。