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企業名
住所
電話
HP
代表
資本金
従業員数
概要
株式会社 D.S.C
群馬県館林市成島町1141-3
0276-76-2272
http://www.dsc2004.com/
代表取締役 金山貴之
5,000,000 円
13 人
群馬県館林市にある物流を支える会社 株式会社D.S.C。物流倉庫内の自動倉庫、ラック、その他物流に工事に関するプロフェッショナルの会社です。
■商品とサービスについて
①御社の商品・サービスについて教えてください。
私たちは、“物流設備”と言われる設備系の工事会社です。設備の施工の中でも、様々な資材を保管する業務用の棚や、そこに装置を設置することで、収納や管理を自動化する、自動倉庫と呼ばれるシステムの施工を得意としています。例えば、納骨堂や立体駐車場など、立体化させて納効率を高め、自動で物の出し入れが可能となります。業務用設備が多いため、ほとんどの取引が企業間取引となります。
②自社の商品やサービスに、どのような特徴があると考えてますか?
建築から設備まで一貫して扱えることです。例えば、一般的には、鉄骨を組み立てる業者は照明器具を取り付けることはしなければ、照明器具を取り付ける業者も、鉄骨を組み立てません。弊社では、鉄骨を組み立てることもできるし、照明器具を取り付けることもできます。つまり、ひとつの商品、設備に対して一気通貫で対応出来ることです。その方が面白みがあるんじゃないかと感じています。

代表取締役 金山貴之
■アウターブランディング


①会社として大切にしていることはどのようなことですか?
私たちの会社の理念は「適正な利益と奉仕の循環」です。事業活動を通して得られた利益や知識経験などを社会に還元する、お客様や従業員、社会に対して奉仕という形で恩返しする、この流れを循環させていきたいと考えています。簡単に言うなら、利益を得たら、その分社会にお返しをするということです。
②将来的にどのような会社にしていきたいか?
業界の中では弊社のことがあまり知られたいため、知名度の高い会社にしていきたいです。そのためには、理念である「適正な利益と奉仕の循環」を心がけ、また自社製品の開発にも力を入れています。与えられているだけでは得られない、オリジナリティや主体性、独創性、主導権を大事にしていきたいですね。
業種的に難しいところはありますが、制約の中でも個性を出していきたいです。人によってオリジナリティの基準は変わってくるので、どう捉えるか考えるのも面白みの一つだと思います。
③経営者として大切にしていることは?
説得力を持つために、普段から行動することです。お客様に対しても従業員に対しても発言する機会がありますが、信頼感がなければ共感は得られません。言っていることとやっていることの差が出ないよう、有言実行を意識しています。
■インナーブランディング
①人材育成について取り組んでいることはありますか?
自社の経営方針の中に「仕事の基本は挨拶から、素直に感謝する歩み寄りの精神を基本とし、相手の意を汲む人材の育成として、企業の骨格を担う」というものがあります。ここで言う“歩み寄り”とは、例えば、仕事の手順が定まっていたとして、従業員ができなかった場合、その従業員を責めるのではなく、手順そのものに分かりにくいところがなかったかなど、環境自体を見直そうと考えるなど、お互いに向き合うということです。
あるお客様が長い出張帰りに奥様を気遣って外食しようと提案したのですが、奥さんは旦那さんに手作り料理を振る舞いたかったということがありました。物質的な歩み寄りではありませんが、お互いにお互いを気遣っているため、心は歩み寄っています。思い合っているからこそすれ違うこともあります。いろいろな考え方はあると思いますが、このエピソードは素敵だなと感じるので、良くお話します。
②平均年齢や平均勤続年数について教えてください。
平均年齢は、40.1歳です。全従業員13名のうち、20代が4名、30代が3名なので、若い人もいます。平均勤務年数が5.4年です。この年数については、出張がすべてではないかもしれませんが、原因の一つかもしれないと感じています。そのためにも出張が少なくなるよう改善したいです。
③社員にはどのようなことを求めてますか?
長く勤めてほしいというのがあります。経営方針そのものではありますが、相手の意を汲むことができるような人材になってほしいですね。難しい部分もあると思います。相手が考えることに対して、ストレスなくお互いの心が通えばいいですが、なかなかそうはいかないのが現実です。ですが、それでもやはり、思いやるという精神を大事にしてほしいですね。


取材感想
会社の製品やお仕事の内容は私にとって全く馴染みがなく、インタビュー前はきちんとお話を理解できるかどうか不安でしたが、社長がとても優しく、フレンドリーな方で、分かりやすい説明をしてくださったので、勉強不足の私でも理解することができました。また、「仕事柄出張が多く、そこに関しては現状従業員は前向きな姿勢だが、いつまでも彼らに甘えるわけにはいかない」という言葉から、自社の従業員を大切にする精神が読み取ることができ、経営者としての心構えというものを感じました。