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企業名
住所
電話
HP
資本金
従業員数
代表
概要
朝倉染布 株式会社
群馬県桐生市浜松町1-13-24
0277-44-3171
代表取締役社長
朝倉剛太郎
38,000,000
90
1892年の創業以来、一貫して染色整理加工を祖業として営み続けています。様々な衣料資材の染色加工を通じて、健康的で豊かな生活文化に役立つ企業を目指しています。
■ 商品とサービスについて
①御社の商品・サービスについて教えてください。
私たちは、合成繊維のニットを中心に染色したり、撥水などの機能をつける加工をする「染物業」です。中でも、広く認知されているのが撥水で、その他にも赤外線を通さない機能、冷却機能、抗菌や抗ウイルスなどの機能加工が可能です。染色で言うとオリンピックで金メダルを取った大橋選手の水着の加工も行いました。ただし、水着などの素材を一から製造して加工するわけではなく、元々ある生地に柄や色、機能を付けるのがメインの仕事です。加工した商品はミズノなどの大手アパレル店に納品されて製品化されます。
また、弊社が製造から販売まで手掛ける商品もあります。撥水機能を施した風呂敷やレインコートなどがあります。その場合は、地域の企業に縫製などをお願いする場合もあります。
②自社の商品やサービスに、どのような特徴があると考えてますか?
合成繊維、特に水着のような伸び縮みする素材を加工する技術、撥水加工などの技術を活かして大手企業の製品の生地の加工を担っています。染色+撥水、染色+防菌が特徴です。また自社の特徴を生かした商品開発などを行っていて、弊社敷地内にも展示スペースも併設し、そちらで販売もしています。

代表取締役社長
朝倉剛太郎
■ アウターブランディング


①会社として大切にしていることはどのようなことですか?
地域への貢献、お客様の満足、また従業員の満足が非常に大切だと思っています。社員や外注業者は地元の方が多いので、地元を大切にする必要があります。また、お客様が満足しなければ商品は買われないので、お客様の満足にたる品質であったり対応であったりを心がけています。そして、実際に働いている従業員がいないと会社は回っていかないので、従業員が満足できるような職場環境を整えています。
②将来的にどのような会社にしていきたいか?
歴史のある会社なので、建物の老朽化が進んでいます。そのため古い設備や社屋などを立て替えていきたいですね。また、従業員の方がもっと働きやすい環境にしていきたいと思っています。そして、将来的には作業の自動化なども取り入れていきたいです。
③経営者として大切にしていることは?
一つは、あらゆる意味で公平であることです。単純に、社員に対する接し方を同じようにする、ということではなく、それぞれの社員に対して必要な接し方をしていくことです。悩んでいる社員がいたら手を差し伸べたり、自分から言いにくいようだったら周りの人に頼んで聞いてもらうなど、社員の置かれている状況下によって接し方を変える必要があります。
お客様にも、それぞれのお客様に合った形で対応することを心がけています。相手の立場や状況を考えながら、なるべく相手の目線に立って考えることが大切だと思っています。
■ インナーブランディング
①人材育成について取り組んでいることはありますか?
大きく分けて3つありあす。一つ目は、多能工であること。1人の人が一つの作業しか出来ないのではなく、いろんな作業ができる人になるように社員教育をしています。二つ目は、会社の仕組みを理解してもらうために、品質(ISO)についての資格取得や勉強をして、自分の仕事は何のためにやっているのか、どういう意味を持っているかをきちんと理解できるよう教育しています。そして、三つ目は、部署ごとに先輩や上司が若手を育成するだけでなく、社外の研修会や講習会などに参加してもらうなど、外部リソースを活用した教育の機会も設けています。
②平均年齢や平均勤続年数について教えてください。

平均年齢は、男性・女性共に44歳で、勤続年数は男性10年、女性が21年です。また、社員90名のうち男性が53、女性37で、ほぼ6:4というところでしょうか。
女性の場合、数十年前は結婚を期に退社することが多かったが、今は女性が育休産休の取れる、子育てのしやすい環境を重点的に作っています。また有給だけでなく、介護休暇のように必要な時に休みが取れるように制度を整えています。そのような結果、女性の勤続年数21年という数字に繋がっていると思います。
③社員にはどのようなことを目指してもらいたいですか?
考える癖をつけてほしいですね。会社で仕事すると勉強も必要ですが、数十年単位で同じような仕事をしていくと、スキルが身について能力が高くなる一方、作業そのもに慣れてしまい、マンネリ化していきます。その結果、過去の事例や資料を見て見ると、同じことを繰り返してしまう可能性もありました。
例えば、社員の一人は「なぜ?」を何度も何度も掘り下げていくことで、そういう考える癖が会社の改善につながっていくようなこともあります。そのような従業員になってほしいですね。
