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​企業名

 

住所

 

電話

 

HP

 

資本金

 

従業員数

代表

 

概要

株式会社 清田アルマイト

栃木県足利市借宿町1-5-13

0284-71-2652

代表取締役

清田明

10,000,000

23

清田アルマイトは高耐食性陽極酸化処理技術(アルマイト処理)のエキスパートです。高耐アルカリ性陽極酸化皮膜処理で栃木県フロンティア企業認証を受けています。

 

■ 商品とサービスについて

①御社の商品・サービスについて教えてください。

 弊社は創業以来アルマイト(アルミニウムの代表的な表面処理方法)一筋でやってきました。実際に手掛けている内容で言えば、車の屋根の表面を鏡のように反射するような光沢処理だったり、アクセルやブレーキの表面が傷がつきにくくなるような処理があります。車以外には、デジタルカメラのレンズリングのツヤツヤした仕上げ、ザラザラする表面処理、色をつけるレンズの染色、コンビニのホットケースの棚板への表面光沢処理などが挙げられます。
 お客様から直接オーダーを頂き、その後弊社で表面処理を行って、お返しするような流れです。

②自社の商品やサービスに、どのような特徴があると考えてますか?

 他社の加工と比較すると、米粒サイズ以下、1mmくらいから2mくらいの長いものまで、多種類多様な形状の製品に対応できること、また、数量も1つから月1万個のように幅広く対応できる点です。さらに、アルマイトの種類やそれらのバリエーションの組み合わせも豊富に取り揃えています。このような特徴は、アルマイトが特殊な業界であり、できるだけ多くのお客様の注文にお応えしたいということが背景にあります。
 一部の顧客様との取引に依存しないよう、飛行機、オートバイ、船舶、自動車、飾りもの、家電など色々な分野の商品を手がけており、同時に様々なお客様とのつながりを持つようにしています。2000年からHPを作成したこともあり、色々な業界の方と繋がりやすくなりました。

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代表取締役

清田明

 

■ アウターブランディング

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①会社として大切にしていることはどのようなことですか?

 弊社でもSDGsに取り組んでいます。特に環境に優しくという点です。アルマイトの技術は環境にやさしい科学的処理で、シュウ酸アルマイトで処理した製品の皮膜は、破壊されると酸素と水になり、有害物質が出ないんです。つまりアルマイト処理は環境に優しい技術という側面があります。
 尚且つ、アルミ製品は、再度溶解して別の製品に生まれ変わることができるリサイクルできる素材です。他の金属よりも軽く、例えば自動車の部品になれば、軽量化され、燃料消費が軽減される可能性があります。将来的に見ても、アルミやアルマイトは環境にやさしい事業ではないかと考えています。

②将来的にどのような会社にしていきたいか?

 環境に対する考えをしっかりと持ち、それらの情報をキャッチしていきたいですね。また社会の変化にもすぐに対応できるようにスピード感も意識しながら取り組んでいきたいと考えています。

③経営者として大切にしていることは?

 中小企業では、自社の作業をローテク、ミドルテク、ハイテクの3つに分けられると思います。
 現在もラインの自動制御といったハイテク、グラデーションの染色のローテクなどがありますが、社員が自分の経験、知識、発想を生かせるようなローテク、重いものは機械制御で運び出すようなミドルデク、大量生産の場合など自動制御で製造するハイテク、これらの3つを全て使えるようにしていくことで、社員が自分の経験や感性を生かしながらAIも活用していけるような環境を構築していくことです。

 

インナーブランディング

①人材育成について取り組んでいることはありますか?

 仕事内容としては、大きく分けると、「事務」、「製造」、「検査」があり、直近では善し悪しの検査のトレーニングを行っています。製品の善し悪しの判断に加え、「ちょっと異常があるな」というような緊急事態の時の対応方法、記録の残し方、「なぜ不具合が起きたのか」という分析、調査方法について、口頭での説明に加えて、マニュアルで体系化しながら指導しています。

②平均年齢や平均勤続年数について教えてください。

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 平均年齢は40代後半です。平均勤続年数は10年前後で長い方に入ります。社長である私自身は43年です。
 足利市は日本一と言われた昭和40年代、アルマイトの会社は22社ありましたが、現在は6社になり、また厳しい状況の会社もあるようです。弊社はアルマイト専業で「色々なもの」を作ってきました。技術力を様々な業界へ活かしています。ここ数年は、特に、専門的な部品をより扱うようになってきました。
 男女比は半々くらいですが、そもそも男女の違いを大きい要素として捉えておらず、女性にも男性にもできることを考えています。もし女性にできないことがあるならば、自動化していくように進めています。

③社員にはどのようなことを目指してもらいたいですか?

 ISO取得の中でも掲げた「オンリーワンよりもベターワンを目指す」ということを意識してほしいと思っています。他社に抜かれてNO.2になるオンリーワン、私だけしかできないオンリーワンより、もっといいものを作ろう、もっといい仕事をしようと考えてほしいです。だからベターワン。
 また「全ての改善努力に無駄はない」という考えも大切にしてほしいです。すぐにうまくいかなくても、どこかで役に立つ、そのような改善を考えていって欲しいと思っています。

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